生活環境を整えることは、膝の痛みを解消する上でももっとも重要なことかもしれません。
病院では、梅雨明け前後に膝の痛みを訴える人がいきなり増えるそうです。患者の多くに関節水腫があるため、体に無理なことをしたかどうか確認すると、たいていは何も特別なことはしていないという返事が返ってきます。
質問を変えて庭の雑草取りなどをしたかどうか確認すると、肯定するケースが非常に多いそうです。大したことないように思えますが、正座や草取りといった行為は変形性膝関節症の患者にとってかなりのダメージとなるのです。
とはいえ高齢者の患者になると、正座や草取りが膝に負担がかかるということを理解していないことが一般的です。また、整形外科医院に通う変形性膝関節症の患者のほとんどは、正座がしたいと希望するケースが多いのです。
しかし、たとえ自分がしたい行為であっても、膝の痛みを改善したいのであれば生活環境の見直しをしなくてはいけません。
たとえば、トイレを洋式にしたり、椅子に座る家具に変えたり、布団をベッドに変えるたりするだけでも、かなり膝の痛みを予防する効果があらわれます。
毎日のさりげない行為を見直し、生活環境を整えることで、大切な膝を守ることができるのです。
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